2021年入社（中途）生産本部生産統括センター長／ O.M.

Q.現在のお仕事内容を教えてください。

私は現在、生産統括センター長として、生産キャパシティの最大化を推進しています。これまでもメックの製品は技術の発展に貢献してきましたが、今後もお客様である基板メーカーにおいて大型投資が予定されており、製品の需要はさらに高まると予測されます。そのため生産統括センターでは、国内や海外子会社の工場と連携しながら、メックグループ全体の生産活動が効率よく行われるようコントロールし、製品の「安定供給体制の確立」や「安全・品質・コスト・生産性の最適化」に努めています。

Q.メックを選んだ理由を教えてください。

ニッチトップ企業としての地位を確立している強み、それを支える研究開発型企業としての土壌など、さまざまな点に魅力を感じました。一方で、ものづくり企業としてはまだ改善できる点もあります。前職の飲料メーカーで生産部門全体の生産性向上に取り組んできた経験を活かして、品質や効率、安全性を向上させることで、研究開発型企業から研究開発型「ものづくり」企業へと転換していけたらと考えています。

Q.最もやりがいを感じた取り組みを教えてください。

あらかじめ上層部の定めた目標・戦略・課題に基づいて……ではなく、メックの「ものづくり」における2030年のありたい姿を描くところから参画し、活動ロードマップやグローバル生産戦略の策定に携わることができたことは良かったです。

現在は、そのフェーズ１として、各生産拠点がどの製品をどの程度生産できるのかを「見える化」したうえで改善や新工場建設等に取り組み、今後の需要拡大に対応可能な増産体制を整備しています。既存工場でも生産性工場のための設備投資を行いますが、新工場については単に工場をひとつ増やすのではなく、「2030年のありたい姿」のモデルケースを確立することを念頭においています。そのため、人事、情報システムやロジスティクスなど周囲の方々の協力を得ながら着実に進めているところです。本当にやりがいを感じるのはこれからだと思います。

Q.「メックならでは！」の魅力を教えてください。

メックは、優れた意見やアイデアであれば、年齢や役職に関係なく採用される会社です。社是でもある「仕事を楽しむ」には、自由と同時に責任も伴いますが、課題を自ら提起してプロジェクト化し、チームを組んでやりとげる機会が与えられたりもするので、成長実感が得られやすい環境だと思います。意思決定もとても早く、生産管理統括センターの体制に関する私の提案も即決で採用となりました。自分が提案したプロジェクトで良い結果が出ると最高にうれしいですよ。

Q.今後の目標・展望についてお聞かせください。

これまでに培ってきた経験やスキルを活かして、研究開発だけでなく「ものづくり」目線でも顧客価値の最大化を達成できるように生産体制を構築していきたいと思います。中期経営計画にも掲げる「メックの” つくる”をかえる」を実現することで、研究開発型企業から研究開発型「ものづくり」企業へと転換させていきたいです。