耐久性
性能・管理
アマルファ接合では樹脂と金属が直接接合しており、
その界面には接着剤などの耐久性の低い物質が存在しません。
そのため、樹脂もしくは金属が劣化するまで接合が劣化しません。
接合界面ではなく樹脂が壊れる図解
当社ではヒートサイクル試験・高温高湿試験でテストピースを加速劣化させましたが、アマルファ界面に起因する劣化はありませんでした。
耐久試験結果
常態 | ヒートサイクル後 | 高温高湿後 | |||||||
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-40℃,30min⇔150℃30min 1,000サイクル |
85℃,85%RH 1,000時間後 |
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Al | SUS | Cu | Al | SUS | Cu | Al | SUS | Cu | |
PPS | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
フェノール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
エポキシ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
- ○:ヘリウムリーク試験 1.0×10-10Pa・m3/sec以下(リークの検出限界値以下)
ヒートサイクル後に
クラックが入った樹脂
ガラスフィラーが入っていない非強化樹脂で、ヒートサイクル後に樹脂にクラックが発生した例。(アルミ・フェノール接合サンプル)