2025年度の日本経済においては、雇用・所得環境の改善の動きが続く中、緩やかな回復基調で推移しました。一方、物価の動向や米国の通商政策における不確実性、地政学リスク等、先行きは不透明な状況のもとで推移しました。
エレクトロニクス業界は、データセンターにおいては生成AI関連がけん引しました。パソコンやスマートフォン、自動運転への技術転換が進む車載関連は概ね堅調に推移しました。また、中長期視点では、通信革命によるデジタル技術進展のメガトレンドは不変であり、それらに向けた投資は継続されると見込まれております。
当社グループの関係市場である電子基板・部品業界は、エレクトロニクス業界の影響を受け、関連する当社製品は増加、堅調に推移しました。
売上
半導体を搭載するパッケージ基板向けに高いシェアを持つ超粗化系密着向上剤「CZシリーズ」は、主に生成AI関連やパソコン、スマートフォン等に係る需要により好調な結果となり、209億47百万円(前期比27億13百万円、14.9%増)となりました。
営業利益
薬品出荷量が増加したことや収益性の高い製品の需要が堅調であったことから増加し、57億48百万円(前期比11億85百万円、26.0%増)となりました。
当期純利益
親会社株主に帰属する当期純利益は、特別利益に経済産業省による「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」の収入が計上されたこと、前期にはグループ再編に伴う日中両国の税金計上による法人税等の増加があったこと等もあり、大幅に増加し、50億28百万円(前期比27億36百万円、119.4%増)となりました。
