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株主・投資家の皆さまへ

株主・投資家の皆さまへ

2025年、世界経済は再び重要な転換点を迎えようとしています。経済安全保障リスクの増大や、地政学的環境変動、人手不足など、取り巻く環境の急激な変化に柔軟に対応していくことがのぞまれます。

そのような中、当社を取り巻く経営環境は、IoTやAIに牽引される情報通信技術の進展、車の自動運転やDX・GXの進展、脱炭素化への対応を背景とした半導体需要の回復により、当社が関係する市場は中長期的に拡大が見込まれております。

当社では、「2030年ビジョン」における中期経営計画Phase2(対象期間:2025年度~2027年度)を迎えました。これまで以上に研究開発型企業として、「創造と変革」の指針のもと、独創の技術を生み出し成長し続け、真のグローバルカンパニーを目指してまいります。Phase 1の課題として見えてきた不足している箇所、強化すべきことに対する諸施策を着実に実行するとともに、今まさに私たちの目の前で起こっている情報通信技術の劇的な進化に対し、万全の備えでこれに臨みます。

半導体産業は、生成AI関連の継続的な需要の増加によって成長しております。そして、AIの進化への対応に後れを取らないように、さらなる性能向上、低消費電力化が求められています。当社はAIに代表される最先端IT技術の進化に必要不可欠な化学薬品プロセスを世界に向けて提供しております。今後は、これらの技術にさらに磨きをかけ、「2030年ビジョン」の実現に向けて邁進し、お客様とともに世界の産業発展に貢献してまいります。

当社は、社会が変革する大きな流れの中、経営基盤の整備・運用を堅実に行い、公正で誠実な事業活動を通して社会課題の解決に取り組んでまいります。当社が生み出す技術、企業価値、それを継続的な社会の実現に活かすのはすべて当社人財です。当社としては、これまでと変わらず人的資本の充実を最重要テーマとして掲げ、企業経営における課題に取り組んでまいります。

2025年は、乙巳(きのとみ)です。60年周期の干支の中で42番目に位置し、「努力を重ね、物事を安定させていく」という意味合いをもつ年とされています。当社にかかわる皆さまに深く感謝するとともに、各ステークホルダーの皆さまと協力し、産業の発展と未来のためにできることを積み重ね、ともに成長してまいります。

今後とも、皆さまのなお一層のご支援ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2025年2月
メック株式会社
代表取締役社長
前田和夫
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